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 < 附属っ子 ちょっといい話⑤ >
2020年04月24日(金)

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6年生の教室。卒業式の当日です。担任のもとに近づいてきた二人の女子がラッピングした袋を担任の前にそっと差し出しました。「二人でお小遣いを出し合って買いました」この言葉だけでも嬉しかったのですが、中に入っていた黒い筆箱を見て、数日前の会話を思い出しました。「突然だけど、先生、何かほしいものってある?」「突然だけど、先生って何色すきだっけ?」そういえば、「黒」と答えていました。事前調査をされていたのです。「ありがとう、大事にするね」と職場でも使い、自宅でも○付け等のために持ち歩いていた為、色あせてしまいましたが、15年間たった今でも思い出は鮮明です。